写真:住宅の補助金活用を担当!

二級建築士 宅地建物取引士

久保田 一士

住宅の補助金活用を担当!

住宅の補助金申請を中心に担当している久保田です。

実は、私は2016年に自宅を建てました。自宅はUA値(外皮平均熱貫流率)は0.46[w/m 2K以下 ]という基準に対して、我が家は0.17という圧倒的に高い断熱性能にしました。さらに太陽光発電を20キロ搭載しました。年間で売電収入が60~70万円近くあります。

ネットゼロエネルギーハウス(ZEH)住宅は、光熱費負担額と同じ分だけ太陽光発電による売電収入があって、実質光熱費ゼロ、あるいはプラスにできる住宅のことですが、我が家の場合はそれ以上。

光熱費がゼロになるどころではなく、売電収入で住宅ローンの支払いもできてしまう住宅です。当初、家族はこれほどの省エネ高性能で、しかも太陽光発電をこれだけ搭載することにピンときていませんでしたが、建てた後の経済的メリットの大きさと、住み心地の良さで、喜んでくれています。

もし私が2019年現在に家を建てるとしたら、蓄電池を組み合わせて、災害などによる停電時にも困らない、そして電気を購入するより自給の比率を高める工夫をすると思います。

なお住宅性能を高め、太陽光発電を導入する場合、やはり初期コストはかかります。そこで

  • ネットゼロエネルギー住宅(zeh)の補助金
  • 地域型住宅グリーン化事業の補助金
  • 長期優良住宅リフォーム補助金
  • 住まい給付金の支給
  • 高性能建材による住宅の断熱リフォーム支援事業
  • ネット・ゼロ・エネルギー・ビル(ZEB)実証事業

や、各自治体などによる補助金など、家づくりに活用できる補助金がいろいろあります。上手に活用すればかなりの金額をゲットできます。当社で建てさせていただいた住宅は、大半が何らかの補助金を活用できています。

住宅会社にとって、住宅に関する補助金の情報をいち早く収集し、家を建てたいお客様と補助金とのマッチングを検討し、その補助金の中で求められる性能や仕様をクリアするための設計・施工上の対応を行うことができて、そのうえで、補助金の申請書を作成し、採択されるように、補助金の要件などを詳しく理解し、段取りするのは、実は住宅会社にとってもかなりの苦労が伴います。補助金の対応は営業マンや設計スタッフ、総務の社員が片手間にできるような内容ではなかったりするのです。

そこで、ノースランドホーム・有限会社山野内建設では、山野内社長が、イーハウジング函館のメンバーとも連携して補助金の最新情報を情報収集し、活用策を細かく検討。そのうえでお客様に補助金活用をご提案し、補助金を申請するとなったら、私がこの補助金申請対応を一括して担当しています。

補助金申請も数多くこなしているので、書類作成のノウハウ・経験があるので、申請に必要な時間、採択の確率などがだいぶ違います。締め切りもありますし、なかなか片手間にはできない仕事です。この数年間に、億を超える金額の補助金を得て、お客様の家づくりの負担額を減らすことに成功しています。

私は1966年生まれの函館出身。函館の住宅会社に就職しました。小さな会社だったので、営業からプランニング、お見積り、現場監督、お引渡し、アフターフォローまで全部担当しました。その会社でも約20年ほど注文住宅に関わりました。住宅の断熱気密性能向上を重視する「新住協」会員工務店でしたので、そこで住宅の省エネに対するノウハウを学びました。2級建築士や宅地建物取引士の資格も取得しました。

当社は、光熱費ゼロ住宅を新築だけでなく、リノベーションでも提案しています。しっかりした高断熱高気密住宅を建てるには予算面で厳しい方に、立地条件が良い中古住宅をZEHリノベーションすることで予算内で光熱費ゼロが実現できる。その魅力を伝える、そしてプランニングし実現させることでお客さんに喜んでもらうことが当社の喜びです。

当社社長の山野内も、補助金の情報収集や、新しい技術・ノウハウの導入、千差万別なお客様の土地、ご予算、住まいに対するご要望を踏まえながら、ZEHの新築・リノベーション提案を手間を惜しまず考えています。その熱意に引っ張られ、社員もなかなか大変ですけど、きっとお客様に喜んでいただける住まいの提案ができていると思います。

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