写真:板金、防水工事もできる大工さん

大工

石川元久

板金、防水工事もできる大工さん

1965年生まれ、函館出身です。陸上自衛隊に2年勤務後、警備会社に勤めました。その警備会社が札幌に移転することになり、函館に残りたくてやめたんです。それから地元の住宅会社に入社して大工になりました。23~24歳の頃です。身内や親戚に大工はいませんでしたが、もともとモノを作るのが好きだったので大工の仕事には興味がありました。

大工になってからはSさんという棟梁について15年ほど仕事をしていました。建てていたのは主にツーバイフォーの木造住宅です。ところが仕事が減ったため、次を探さなくてはいけなくなり、見つけたのが板金の仕事でした。今度は住宅から一転、大きな工場の屋根などに塩化ビニール樹脂系シートを施工する、シート防水が主な仕事になりました。

山野内建設に入社したのはつい最近、55歳のときです。木造枠組壁工法(ツーバイフォー)なので、以前大工をしていたときに作っていた住宅と要領は同じですが、山野内建設は気密性が高くて暖かい家を作っているなと感じます。現場で必要があれば、板金作業を手伝うこともありますよ。さすがに住宅でシート防水を施工することはありませんが。

大工は自分のペースで作業ができるし、できることが少しずつ増えていくのも面白いところです。わからないことがわかったり、できなかったことができるようになっていきますから。ずっと続けてこれたのは、この仕事が自分に合っていたからかなと感じます。

あと3年で定年ですが、それまでけがをせず、体がしっかり動けば、定年後も大工として長く働き続けたいと思っています。大工って手に職だからね。

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