2050年カーボンニュートラル宣言!

「我が国は、2050年までに、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする2050年カーボンニュートラル、脱炭素社会の実現を目指すことを、ここに宣言いたします」。菅首相が宣言した。

クリーンエネルギーの導入促進、省エネルギー対策、森林整備による吸収などで二酸化炭素排出量をゼロとするということなのだろうが、自動車はEVもしくは燃料電池、建物は新築も既築もZEH(ZEB)、発電所は火力を廃止して原子力や自然エネルギーを増設。などなど・・・。 あと30年で本当にできるのだろうか?

ともあれ我々のリーダーが指し示した方向に向かうこととなるのであれば、全力でやるしかないと思います。 ということで工務店として何ができるかを考えたときに、かかわった工事に関しては全て(新築も既築も)をZEH(ZEB)とすることはもちろんですが、今後はLCCMが当たり前となることでしょう。 弊社では、何年か前から”全棟ZEH宣言”を行い取り組んでまいりました。(厳密にはZEH Ready もOKとしている。)また、ZEBの実績もあり、この分野に関しては多少の自信を持っております。

それでも、凄い高いハードルに感じるのですが飛び越えることのできない企業は淘汰されていくことになるのでしょうから必死に考えていこうと思います。 ただ、パリで開かれたCOP21において、日本は「2020年までに標準的な新築住宅をZEH化する」ことを公約・・・。 古くは、平成9年に京都で開催されたCOP3では、1990年度を基準年として6%の削減を約束したが・・・。 言うだけじゃなく本気でやってくれればいいのだが、まじめに取り組んで”梯子を外さる”結果になるのだけは勘弁してほしい。

コロナ禍のマスク着用などにしても、罰則などなくてもまじめに取り組む国民です。 今回もきっとまじめに取り組むはずです。 結果、世界のリーダーとなるようなものすごい技術を生み出すのでしょう。 と、信じて頑張っていきましょう。